眼瞼下垂とは?
まぶたを上げるための眼瞼挙筋が上手く動かなくなることにより、目を開けた際に上まぶたが上がらなくなることを眼瞼下垂といいます。
まぶたが十分に開かなくなることによって以下のような症状の訴えがあります。
目が細く、目ツキが悪い
まぶたがくぼんで老けて見える
眉毛を上げて目を開ける
眠たそうな目
左右の目の開きが異なる
症状
症状は片目だけの場合もあれば両目に現われることもあります。症状も様々ですが、重度な場合は瞳が見えなくなるほどまぶたが下がることもあります。
加齢が原因の眼瞼下垂は”老人性眼瞼下垂症”と呼ばれ、高齢者の方に多く見られる症状です。
若年者の方でも花粉症などのために強くまぶたを擦る方や、ハードコンタクトレンズを長期間にわたり装着していると眼瞼下垂になる可能性があります。
眼瞼下垂の原因は上記二つ以外にも生まれつき、怪我などの外傷による後天的なものがありますがいずれも改善可能です。
眼瞼下垂の治療方法
白内障の手術を行う前には様々な検査を行います。目的は「手術を行う上での問題がないか?」、「治療に使用するために最適な眼内レンズの選択」の2つです。
眼内レンズはご自身の生活に合った度数を選択してもらうことが重要です。何故ならレンズはピントが一点に固定されてしまうので医師と密な相談をする必要があります。
- 上まぶたが伸びている場合 伸びている皮膚の一部を切除する方法で手術を行います。
- 筋肉が弱くなっている場合 まぶたを引き上げる為の眼瞼挙筋を短くするなどの方法で手術を行います。
「目を大きくする」のは通常、眼瞼下垂症の治療と思われるでしょうが美容的な効果もあります 。
診療内容によっては変動する場合がありますが大よそ60分で手術は終わります。