緑内障は視界が狭まる病気です。目から入ってきた情報を脳内に伝えるための視神経に障害が起こるために視界が狭くなります。治療が遅れると失明に至る可能性があるので注意が必要です。症状は徐々に視界が狭まっていきます。急性で症状がでるケースもありますが、通常だと進行スピードがあまり急速でないですし、両目が同時に進行することは稀なので重篤化するまで症状を自覚するのが難しいです。緑内障は種類が幾つかあり、主に開放隅角緑内障、開塞隅角緑内障、正常眼圧緑内障、続発緑内障の4つに分けることができます。

●開放隅角緑内障

房水の排水部分が目詰まりして眼圧が上昇することにより、視神経に障害を起こして発症。大半は40歳以上で発病して、高齢者になるほど多い傾向。

●開塞隅角緑内障

隅角が狭まることによって房水を流出する際の抵抗値が増え、眼圧が上昇して視神経に障害を起こして発病。40歳以上の女性に多く、遠視気味の人ほどなりやすい。

●正常眼圧緑内障

日本人の緑内障患者の約6割を占める。眼圧は正常だが視神経の血流などの循環に障害がおき発病。

●続発緑内障

ステロイド剤が入った点眼の長期使用や糖尿病など何かの病気が原因で発病。先天的なものが原因の緑内障もある。

 

治療方法は緑内障の型によって異なります。開放隅角緑内障や、閉塞隅角緑内障など眼圧への影響のために発病した場合、眼圧を下げる効果のある点眼薬を使用します。もともと眼圧が高くない方も、眼圧を低下させことにより緑内障の進行を抑えることができます。点眼薬で効果が出なかった場合は外科手術で治療します。房水が排出される部位にレーザーを照射して流水を促進させたり、一部を除去して水がでる道を作ったりします。緑内障は一度発症したら一生付き合うことになる病気です。医師の正確な診療を受け、治療を続けることによって症状が進行するのを防ぎます。進行を止めるのは早ければ早いほど効果的なので気になったらすぐに診察を受けに行きましょう。

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