オルソケラトロジーとは手術をせずに視力を回復する方法です。現在、世界中でオルソケラトロジーにより視力回復の効果を実感している方が沢山います。
米国での実績は100万人を超え、日本でも2009年より厚生労働省に承認されました。方法は眼球を矯正するための専用ハードコンタクトレンズを着用したまま就寝し、起床した際に外します。眠っている間にレンズが眼球を矯正するので、起きた後に視力が回復します。「コンタクトレンズをしたまま眠ったら眼球に張り付いて充血したり、傷ついたりしないの?」と心配されるでしょうがオルソケラトロジーなら安心です。専用ハードコンタクトレンズは酸素透過率がとても高いので安全です。視力が回復している持続期間は個人差がありますが約1~2日です。
時間経過と共に眼球が矯正前に戻ってしまうのでまた眠る前に着用するのを繰り返します。着用を続けることにより視力回復の効能時間が延長していくので時が経つと2~3日視力が回復したままになります。もちろん、効果が出るまでには個人差がありますが実際に体験した方からたった一晩で嘘のように視力が回復したという報告があがっています。
オルソケラトロジーはレーシック手術とは違い手術をすることがなく視力回復の効果を享受することができます。レーシック手術の場合はレーザーで角膜を傷つけますがオルソケラトロジーの場合は角膜を傷つける心配がなく、強いて言えばハードコンタクトレンズを装着する際の注意点を守る程度です。手術をする必要がないので恐怖感が無いです。
角膜を傷つけることがないので着用をやめれば元通りにできます。対象年齢もレーシック手術の場合は20歳を超えていないと不可能ですが、オルソケラトロジーの場合はお子様から可能です。特にお子様の場合ですと角膜が成長途中なので高い効果を期待でき視力の永続的な回復を期待することができる報告もあがっています。最後にオルソケラトロジーの場合、費用がレーシック手術より抑えることができるメリットがあります。